毎日ちゃんとスキンケアしているけれど、それでも季節の変わり目や生理前になると肌荒れしてしまう、加齢とともにシミやしわが気になってきた…そんな時はやっぱりプロに任せましょう。
ここでは、どんなエステに通ったらいいのか分からない人向けに、自分に合ったフェイシャルエステの特徴と選び方をご紹介します。
若さの秘訣はホームケアとフェイシャルエステの併用!
まず、お肌のお手入れをする上での基本ですが、若々しく保つためには「日頃最低限行うケア」と、「集中的に行う特別なケア」の2種類が必要になります。これらをそれぞれデイリーケア、スペシャルケアと呼んだりします。
毎日お金をかけてエステサロンに通うわけにもいきませんから、一般的にはデイリーケアはご自宅で行い、スペシャルケアをエステサロンで行うのが通常です。
めんどくさがり屋さんがデイリーケアを怠って、そのかわりにお金をかけて高級なサロンでフェイシャルエステを受けても効果が薄いですし、逆にお手入れを簡単なホームケアだけで済ませてしまい、サロン等でスペシャルケアを行わないようだと、加齢とともにシミやしわで悩むことになります。
ですからご自宅でのデイリーケアもフェイシャルエステでのスペシャルケアも両方必要になります。
それでは、エステでのスペシャルケアってどんなことが必要になるのか?を学んでいきましょう。
フェイシャルエステも種類がたくさん!
◆まずは基本のフェイシャルエステ
クレンジング→洗顔→マッサージ→保湿パックというような基本的なフェイシャルエステです。「何かを治したい!改善したい!」という具体的な解決をさせるものではなく、お肌を正常な状態に保つための角質ケアや保湿がメインです。30分~60分で3000円~5000円くらいが相場です。オーガニック系の化粧品を使ったフェイシャルや、リラクゼーションを目的としたアロマフェイシャル、美白効果のある化粧品や、ニキビ対策用の化粧品をつかったりして化粧品を変えることで目的別にバリエーションがあることが多いです。化粧品によって効果が左右されますので、どんな化粧品を使っているのかを見ることもポイントです。
◆毛穴洗浄フェイシャル
ベーシックなフェイシャルエステと組み合わせて、化粧品で毛穴の汚れを絡めとったり、機械で皮脂を吸引して鼻の黒ずみをとったりするフェイシャルです。ニキビで悩んでいる人は、皮脂の分泌が正常でないことが多いので、毛穴洗浄フェイシャルを受けるといいでしょう。また、黒ずみや毛穴の開きで悩んでる人にもおすすめです。余分な皮脂がとれてつるつるのお肌になりますよ。
◆ピーリング
これは、古い角質をとるフェイシャル技術のことです。お肌の表面の角質層が残ったままのざらついた状態をピーリングすることで剥離させて角質層の状態を正常に戻すためのエステです。エステのオプションで組み込むこともあれば、ピーリングをメインにしたコースなど様々です。ターンオーバーが乱れていてお肌の表面(角質層)が分厚くなっている人におすすめです。古い角質層を剥離することが目的なので、表皮が薄く角質層がほとんどないようなお肌の人にはおすすめできません。
お肌がかたく、ゴワゴワしている人は、化粧水の浸透が悪く有効成分が肌の奥に浸透しにくいことがあります。そこでピーリングを受けることでお肌が柔らかくなり化粧水の浸透もよく、化粧ノリがかわります。ソフトピーリング、フルーツピーリング、ダイアモンドピーリングなどという名前が多いです。化粧品だけでピーリングすることもあれば機械でピーリングするところもあります。
最近ではハーバルピール、グリーンピールなどと呼ばれるハーブを使ったピーリングが海外から次々と上陸し、人気を呼んでいます。
大ブーム中の小顔矯正!小顔フェイシャル
主にハンドテクニックを用いて、お顔のゆがみやむくみを骨格から改善させ、顔を小さくする技術です。凝り固まった筋肉をほぐしたり、むくみの原因の老廃物を排出するため、痛みをともなうこともありますが、小顔とリフトアップで、お顔を元気に若い印象にさせるので、年齢問わずとても人気のメニューです。これを主力商品とした専門店なども増えてきています。シミや乾燥肌などのお肌表皮のケアではないので、フェイシャルエステというよりもマッサージサロンなどで行われることも多いです。
定番人気のアンチエイジング!フォトフェイシャル
特殊な光をお肌にあてて刺激を与えることで、お肌の奥の線維芽細胞を活性化させて肌の再生力を促すフェイシャルです。細胞を活性化させるので、肌の弾力、美白、リフトアップなどトータル的な効果が期待できます。脱毛と同じマシンで光を出すため、エステでは脱毛メニューのあるサロンにはたいていフォトフェイシャルが導入されています。またクリニックではレーザーを使った強い出力でのフォトフェイシャルができるので、シミをとる効果もあります。
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とれないシミはプロに任せて!シミ取りフェイシャル
できてしまったシミは化粧品で消すことが難しく、そのシミをとるにはマシンを使って除去する方法が有効です。シミとりエステは、レーザーやフォトをあてたり、低周波のペンシルをあてたりしてシミを浮き上がらせて、かさぶたや垢として剥離させます。これらのシミ取りのフェイシャルは主に美容クリニックで受けられますが、一部では優しいタイプのマシンでエステサロンでも受けることができます。痛みがともなうことと、剥離するまでの間はかさぶた状で黒くなっているので、メイクでしっかり隠すか連休の前にやるのがおすすめです。自宅のスキンケアではシミを消すことがほとんど難しいので、悩んでいる人はプロに任せるといいでしょう。
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美容液をぐんぐん浸透させる!イオン導入、エレクトロポレーション
フェイシャルサロンで、美容液を浸透させる方法として定番になっているマシン技術です。
美容液をお肌に塗布し、有効成分をマシンで毛穴から奥に導入していく方法です。微電流で毛穴を開いて導入したり、身体を電荷させてイオン化された美容液を奥に導入したりするので、普通に手で化粧品を塗布するような表面的な保湿ではなく奥に届けることが可能です。導入する美容液の種類を変えて、保湿や美白、弾力UPなど目的別のバリエーション展開があります。とくに乾燥肌の人やお肌にハリがなくて弾力がほしい人などにおすすめです。
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その他まだまだある!特殊なマシンを使ったフェイシャル
超音波をお肌にあててリフトアップさせたり、顔の筋肉をほぐすために電気刺激を与えて筋肉を鍛えるEMSなどを用いたり、顔の脂肪をとるためにキャビテーションやラジオ波といった脂肪細胞に着目したマシンを使ったフェイシャルなどもあります。
フェイシャルエステで失敗しないためには・・・
いきなり興味本位でフェイシャルエステを選んで通い始めるのではなく、まずは自分の肌が今なにを欲しているのかを、ベーシックなフェイシャルエステを受けて知ることが必要です。基本のフェイシャルエステのあるサロンを探し、そこでカウンセリングを受けて、肌状態を把握することが大切です。そのときに、カウンセリングシートの内容も細かく、エステティシャンからの聞き取りも丁寧で、肌状態をきちんと診断してもらえるサロンを探してください。そこで、自分自身の肌の状態や癖、強いところと弱いところ、どんな成分を補ったらいいのかを診断してもらい、それに合ったフェイシャルエステを選ぶようにしましょう。
サロンごとに診断が変わることもあるので、3店舗くらいを候補にいれて初回体験をすることも賢い方法です。
おすすめの使い方
自宅ではホームケアとして毎日丁寧にスキンケアするように心がけましょう。
そして月に1回をフェイシャルエステでスペシャルケアをします。それを継続的にずっと続けることで、お肌の老化現象を遅らせることができます。大切なのは「続ける」こと。途中でやめてしまうと意味がありません。だからこそ、月に1回ちゃんと通えるかどうか、お肌にエステがあっているかどうか、お肌の状態は改善されているかどうか、ずっと続けられる予算がどうか、いろんな面で考えてフェイシャルエステを選んでくださいね。
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