実際のところはどうなの?!って聞いてみたいのが本音だけど、
タブレット学習している人って、周りの人にいるようでいない・・ってことはありませんか?
1年程前までタブレット学習反対派だった私が賛成派に寝返った理由、
「まるをつける」の本当の意味とは?
タブレット学習のデメリットの本当のところ?などについて、
長女の体験からまとめました。
今、学習方法に悩んでいるご家庭に、ひとつの方法として参考になれば幸いです。
タブレット反対派が賛成派に寝返った理由は
漢字の学習量が200字となり、理科や社会なども加わるなど、
なにかと学力差のつきやすい3年生になる直前に、
なぜタブレット反対派が賛成派にかわったのか!?
その理由は、私がまる付けを後回しにしたことで、長女のモチベーションを
明らかに低下させてしまったからです。
当時、長女は小学2年生、下の子は3歳とちょうどおしゃべり真っ盛りの時期で、
常に誰かと話したいという状況でした。それまで長女の勉強を見ていた時間を、
長女と下の子のための時間にシフトしていく中で、
どうしても長女のほうが手薄になってしまい、
家庭学習の丸つけが後回しになることが増えていきました。
ママと先生の両方の花丸がほしい!と宿題はやる気をみせるのに、
ほかの教材は丸をつけてくれないからやらない!というのです。
正直、それはやりたくない口実でしょ!と思っていたのですが、
このままだと宿題だけしかやらないかも?
勉強嫌いになってしまうかも?と徐々に危機感が出てきたのです。
長女の場合、モチベーション低下の原因は明らかにまる付けの後回しからくるものでした。
だから、「まるつけ」が自動化できるもの、
つまりタブレット学習が第1候補にでてくるのですが、
タブレットで勉強するというスタイルが親にとって気が進みません。
自分の時にはタブレット学習もなく、そもそも勉強って
書いて覚えるじゃなかったの??とどこかで思ってしまうのです。
たぶんやらないと思うけど・・・といいつつ、長女の強い希望もあって、
タブレット学習を”体験”してみることにしました。
タブレットでの漢字の書き取りは、予想していたより
はるかに文字を認識するレベルが高く、
書き順、止めやはらいなども細かく判定するので、
本当に正しく書かないとクリアできません。
これを私自身が同じレベルで、毎度基準で採点できるかって聞かれたら
もちろん100%無理です。
教材の内容、タブレットの操作性、レスポンスの良さ、ヒントや解説方法などとても、
非常によく考えられていてビックリしました。
だから、このタブレットの体験を通して”家庭学習はある程度
任せてもいいのかな・・”と心変わりしたのです。
親のかかわり方と「まるをつける」意味とは
長女が小学校に入学した当時、のんびり構えていた私が一番びっくりしたこと。
それは子供の宿題を通して、先生と保護者の関わり方が毎日あることです。
いまどきの小学校は、音読のサイン、宿題の間違い直しやプリント学習のまる付け、
保護者が全部チェックしてから提出なんです。
教育現場に身をおく先生達には、もう当たり前のことかもしれませんが、
久しぶりに学校に戻った保護者にとっては、親がまる付けするの?、
時代がかわったなぁとびっくりするのではないでしょうか。
保護者が毎日まるをつけるという作業、正直しんどくありませんか?
共働きの我が家には、正直かなりつらいですが、
宿題のまる付けだけは頑張るようにしています。
算数は、低学年ですから答えは簡単ですが、問題は国語なんです。
ひらがなや、漢字の書き取りどこまでチェックしたらいいのか?っと
判断に迷うこともがたくさんあります。
適当にまる付けしているつもりは全くありませんが、
親が丸をつけてた部分に赤で”直し”が入っているとき、
なんだか自分自信が直されているような気分になってしまいます。
ちなみに、保護者が丸をつけるのは、先生が忙しくて
「まる付け」する時間がないからではありません。
学校の方針にもよりますが、親がチェックすることで、子どもに毎日勉強する
習慣を身に着ける目的があったり、保護者に学習内容や進み具合を把握してもらいたい、
子供の学力を知ってもらいたいという理由があるんですね。
この「まる付け」は、子供にとって特に大切にしなくてはならないものです。
それは、まる付け一つで勉強へのモチベーションも変化し、
苦手克服の近道にもなるからです。
もうすこし詳しく言うと、まる付けしていると、
手に取るようにわかるのが”我が子の学力”。
低学年では、とくに間違いはすぐにフォローし、
基礎学力を積み上げることが大切なんです。
この小さな積み重ねの有無が、学力の差になり、
そして勉強嫌いの原因になってしまうのです。
だから、タブレット学習でもまる付けは自動ですが、
間違えた時には一緒にタブレットを見ながら考える姿勢をみせることが、
効果的に学習するコツなんです。
まる付けを通した親の関わり方、そしてまるつけの本当の意味について
理解していただけたでしょうか?
デメリットは妄想だったのか?使い続ける?
タブレット学習のデメリットとして
よく挙げられる”考える力が付かない”という問題。
これはタブレットだと答えがすぐ出てきてしまうのが問題なのでしょうか?
実際、タブレットで間違った場合、ヒントを含め解説など
フォローができているように私は感じます。
本当は、タブレット学習だと考える力が
つかないような気がするだけであって、
実際にはどの勉強方法でも、〇か×だけつけるだけで
終ってしてしまう子もいるのではないでしょうか?
だから、学習方法の違いではなく、その子自身の勉強の
取り組みからくるのではと考えます。
問題の数をこなすことが目標の子、
満点を取ることが目標の子がいることからも明らかです。
低学年ならサポートを受けながら、やりっぱなしをしないことが大切です。
また”勉強とは手で書いて覚えるもの”という点ですが、
自宅でのタブレット学習時間はどれくらいでしょうか?
我が家では長くて30分。1単元は10~15分程度ですから、
思ったより短い時間ではないでしょうか?
この程度なら、学校でもタブレット学習が導入されない限り、
タブレット漬けを心配する必要はなさそうです。
当然ですが、タブレット学習を導入した場合の効果も気になるでしょう。
小学3年生を前にタブレット学習に切り替えた我が家ですが、
勉強したの?などの声かけの必要なく、
中だるみすることなく効果的に学習できています。
ある意味、学力差が開きやすい時期に、
苦手な部分をつくることなく成績をキープできたのは、
タブレット学習による効果が大きいと考えています。
だからこの先、長女が嫌と言わない限り、
このままタブレット学習を継続するつもりです。
順調にタブレット学習をしていても、次の学習環境の見直しは、
小学5年生の時期かなと考えています。
中学受験するならば、この時期に受験対策を
始める必要があるのでそこを意識しています。
その時は、きっと「塾」という選択肢が優位になるでしょう。
たとえ、送迎や曜日などの時間の制約があったとしても、
地元の入試情報はやはり塾のほうが優位であると考えているからです。
まとめ
子どもの性格や環境により、タブレット学習がぴったりくる子、
塾で成績が伸びる子それぞれかと思います。
学習スタイルとして選択肢が増えるため、親も迷うことでしょう。
一番大切なのは、わからないとき、間違ったときに、
その場で解決できること。
これが、勉強を好きになるためにとても大切なことではないでしょうか。
お子様にあった学習方法の選びに、タブレット学習で伸び悩んでいる
親子のヒントとなれば幸いです。
私が推薦するデキタスはきっとあなたの悩みが解決すると信じています。
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