結婚が決まったお2人が、まず始めること。
それは親御様へのご報告だったり、友人への報告だったり、周りの人たちにお知らせすることかもしれません。そして考えることは、「結婚式はどういう結婚式にしよう」。近年では結婚式をしないカップルも増えており、必ずしも誰もが結婚式をするわけではありません。しかしながら、やはり大多数のカップルが結婚式を挙げているのが事実です。今回は結婚式の会場選びについて、お伝えしたいと思います。どんな結婚式会場で結婚式を挙げたいか、何から決めたらいいか分からないですよね。今からお伝えする4つのポイントに気を付けて会場を選んでいきましょう。
どっちにしよう海外挙式と国内挙式
まずは、挙式のスタイルですね。海外挙式は年々増えており、ハネムーンを兼ねて海外で挙式をするパターンも大変人気があります。行先にもよりますが、やはり多くの場合がゲストはご家族のみ。もしくはカップルのみの挙式であることも珍しくありません。この海外挙式の最大のメリットは、「国内挙式と海外ハネムーン」より「ハネムーンを兼ねての海外挙式」の方が費用がおさえられる点ですね。またもう一つの魅力は「家族で行く海外旅行」です。良く考えてみると家族だけで海外に行く、それも両家が揃って行く機会などそうそうありません。海外挙式をされた両家のご家族同士、とても仲良くなる傾向にあります。やはり海外という場所が皆を開放的にさせることもあり、本当にリラックスした中の挙式になるからですね。親孝行にもなります。
そして、国内挙式の場合はやはり「たくさんの方に来てもらえる」ということが魅力となります。日ごろからお世話になっている会社のメンバーや、おじいちゃんおばあちゃんまで。もちろんお友達にもしっかりお2人の晴れ姿を見ていただけますね。海外挙式だと、そうはいきません。はやりゲストは限られてしまいますからね。
ホテル内結婚式場と専門式場の違い
ここからは、日本国内の会場を選んでいく場合のお話をさせてもらいます。結婚式場には大きく分けて、「ホテル内の式場」と「専門式場に分かれます。ホテル内式場は、ホテルのサービスも受けられるためもちろん遠方からの列席ゲストへの宿泊手配も併せて同じ場所で用意してあげることができますね。そして、ホテル内の式場のいいところは、「戻ってこれる場所」であることです。つまり結婚記念日や、誕生日、そして将来お子様を連れて宿泊に来たり、お食事に来てみたり。「ここで結婚式をしたんだなぁ」としみじみ思い出に浸ることが出来ること。これはとっても良いポイントですね。それに引き替え専門式場はどうでしょう、お食事や宿泊目的で「戻ってくる」ことは出来ません。これはちょっぴりさみしいかもしれませんね。でも専門式場にしかないメリットもあります。それは、ずばり「プライベート感」です。どういうことか説明してみましょう。ホテル内式場であれば、施設つまりホテルの中にはいろいろなことを目的に足を運んでいるお客様がいます。お2人の結婚式には関係のない人たちがつねにたくさんいます。これは仕方がないことです。気にならない方と気になる方がいらっしゃるでしょう。それに比べ、専門式場は「結婚式」のための施設です。結婚式に関わる人たちしか施設内にはいません。やはりここは大きなポイントですね。プライベートな空間で初めから最後まで特別な一日を過ごすことができるのです。
ブライダルフェアについて
実際に会場を決めるときには、誰もが皆ネットや雑誌などで「気になる会場」をいくつかピックアップして、実際の会場の雰囲気を見に行かれることでしょう。まずここで検討会場が5会場以上ある場合は、先に言っておきますがとっても大変な選定作業になります!多くのカップルが2~3件の検討会場から運命の会場を決めています。なるべく絞り込みましょう。なぜなら、ひとつひとつの会場見学にかなりの時間と労力を費やすからです。「ブライダルフェア」に行くケースが多いと思います。この「ブライダルフェア」ですが、ぜひとも会場が「力を入れて」かつ「大々的に」イベントとして催すときに参加されることをお薦めします。なぜかというと、中途半端なブライダルフェアの場合には、実際の結婚式などの都合で会場が一部しか見れなかったり、十分な案内が受けられない可能性があるからです。しかし、大きなブライダルフェアの場合は会場側もフェアのために会場を作りこみ、見てもらうための準備をした上で臨んできます。加えて、是非とも体験してほしいことは「試食」です。結婚式において、お料理はとても大切なポイントです。こればかりは実際に試食してみる以外、知る由がありません。しっかり試食付のフェアに参加しましょう。フェアに行かれる際、同日に2会場、ましてや3会場の見学予約を入れることはお勧めしません。気持ちはわかります。1日で見てしまいたい!その気持ちは十分にわかります。ただ、平均してブライダルフェアに参加すると早くても2時間長ければ3時間以上かかることもあります。それを1日に2セット以上組み込んでしまうと、かなり後半疲れてしまいます。しっかりと集中して、いい気持ちで見学に臨むことが大切です。
会場見学で聞くべきこと&見るべきこと
会場見学において大切な4つのポイントをお伝えします。
「スタッフの対応」
まず、その会場へ入ったその瞬間から最後までしっかりスタッフの対応を見てください。結婚式は「おもてなし」の場所です。お2人から、来ていただくたくさんのゲストへのおもてなしなのです。決して失礼なことがあってはいけませんし、スタッフの対応が良くない、なんていうのは論外です。しっかり見ておきましょう
「ウエディングプランナーの対応」
これも同じですが、ウエディングプランナーは、この先お2人を結婚式当日まで担当するプランナーになる可能性が十分にあります(フェアの接客者から担当は変わるケースもありますが)。打ち合わせを繰り返し、当日までメールや電話のやりとりも繰り返す、とっても大切な存在です。いくら会場が素敵であってもプランナーの対応が悪ければとっても難しい準備期間になります。しっかり見ておきましょう。
「すみずみまで施設が清掃されているか」
会場が綺麗なのは当たり前です。素敵な会場ばかりですよね。ただ、ちょっと視野を広げてみましょう。まずお手洗いに行き、お手洗いの状況を確認します。素敵な会場はお手洗いも完璧に清掃されており、雰囲気にも配慮されていることが多いです。他にも、植栽が枯れていたりしていないか、窓はピカピカに磨かれているか、本当に小姑のようにしっかり見るべきです。
「お見積りについて」
きっと多くの場合が、お見積もりを提示される流れになると思います。この時に提示されたお見積りを鵜呑みにするのではなく、
「ここから何にいくらくらい追加料金がかかるのか」しっかり聞いておきましょう。例えばお見積りに含まれているウエディングドレスでどのくらいの選択肢があるのか、お見積りに含まれているお料理のランクはどれくらいのものか、アルバムはどのくらいのランクのアルバムがこの見積もりに含まれているのか。お見積りを比較するときにも、各会場のお見積りがほぼ同条件になっていることを確認しておくことが大切です。以上大きく4つのポイントにまとめましたが、ここをしっかりおさえておくことで会場見学がとっても意味のあるものになります。最後になりますが、会場選びから、お2人が楽しんで準備に入ることも大切ですね。きっと運命の会場に出会えることでしょう。
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