はじめての就職活動は緊張しますよね?特に新卒採用ともなれば分からないことだらけで不安な気持ちでいっぱいだと思います。アルバイトとは違い企業に応募するのは非常に労力が要ります。ここからは新卒の場合の面接の受け方や履歴書の書き方。自己分析の方法や自己PRの見つけかたを中心にお伝えします。バイトの面接との違い・自己PRなど「就職」に必要な下準備を一緒に準備していきましょう!
自己分析は基本中の基本!
就職活動に必要なことは自己分析です。自己分析は「自分がどんな仕事に興味があるのだろう?」「どんな点が仕事に向いているのだろう?」と確認できる非常に重要な問題です。履歴書や面接の際に自分の能力を相手に伝えるために必要になってきます。自分の得意なこと・スキルを客観的に分析することは就職への近道です。この自己分析ができていないと、いくら面接の回数を重ねようが軸がブレてしまうことになります。長い時間をかけてじっくりと取り込むことをおすすめします。
まず就活って何をすればいいんだろう?と考えている方は自己分析から手を付けてみましょう。
自己分析の方法って?
自己分析をする方法は、「自分の良い点」「自分の悪い点」にポイントを置きましょう!今まで生きてきた中で、思い出に残ったことを書き出していけばいいのです。感動したこと。楽しかったこと。悲しかったこと。エピソードを重視して整理していきましょう。例えば、家族旅行で出かけた土地が印象に残った。もっと色んな場所に行きたいと思い自分でいろいろと調べた経験がある。そこから、旅行に興味を持ち仕事にする。という展開でもアリです。ポイントはただ楽しかった。で終わるのではなく、その経験が影響して何か行動を起こした!とつながるようにしてください。
華々しい経歴がなくても大丈夫!
自己分析・自己PRと聞くと「県大会で優勝した!」「部活で部長となってチームをまとめた!」など素晴らしい経歴ばかりが注目されますよね?ついついそんな立派な経歴なんてない・・・。と思ってしまいます。例えきっかけが日常のことでも、そこから「私は○○だと感じた!だから今○○の仕事に就きたいと考えています!」と答えられればOKです!そのためには、過去の自分が何に興味を持ってその経験が今の自分にどう影響を与えたのか?を探し出せばいいのです。
ネガティブな経験が意外なヒントに?
自己分析をする際には県大会で優勝などのポジティブな面ばかりに注目しがちです。その方が見栄えも良いですよね?でも意外とネガティブな出来事の方がその後の人生に影響を与えることもあるんです。部活で成績が良くなかった。勉強でつまづいた。だから努力して成果を出せた!と失敗をバネに頑張れた出来事はないですか?「どうせ書けるエピソードなんてない・・・。」と自信がない方は意外とネガティブな感情からヒントが出せるかもしれませんよ。
自己PRってどうやるの?
もし希望する会社に入れたとして、どんな仕事がしたいか?の質問に答えるのが自己PRです。自己PRは志望動機と密接に関わってきます。希望する会社のどこに魅力を感じたのか?自分の能力をそこで、そう活かせるのか?他の就活生とどこが違うのか?を具体的なエピソードと共にアピールしましょう。
ありがちな自己PRになっていませんか?
自己PRで、リーダーシップを発揮した。忍耐力がある。など使いまわされたフレーズを多用していませんか?響きだけ良くても「具体的な」エピソードでPRしなくては意味がなくなってしまいますよ。例えば「歌が好き」という自己分析から自己PRを考えるとしましょう。歌が好きだから、レコード会社を志望します!はあまりにも短絡的と言えます。エピソード要素がなにもないので自己PRになりませんし、誰でも言えることですね。これが、歌が好き→老人ホームで歌って感謝された→歌うことで誰かを幸せにできる→介護・福祉に興味を持つ。ならストーリー性があり、しっかりとした自己PRになります。これは例ですが、自己PRはひとりひとり違った答えがでてくるものです。
ここをしっかりと考え企業に効果的にアピールしましょう!
企業が求めている人はこんな人!
自己分析と自己PRの説明が終わった所で次からは企業が求めている人材についてお話したいと思います。企業によって求める人材は違いますが、基本的な部分は共通点があります。
一般常識・基礎学力
就職活動の際にSPI検査を受けますよね?これは一般的な学力や常識力を判断するものです。難しい問題ではなく、一般的な学力で解ける問題が出題されます。要するに大学卒業レベルの知識が備わっているか?社会人として通用するのかを判断していると言えます。
人柄・人格
基本的な挨拶、基本的な敬語の使い方、も重要視されています。会話がきちんと出来てコミュニケーションが取れるか?この就活生と一緒に仕事をしたいか?を面接、さらに書類上からも面接官は見ています。
仕事力
なにか困難に当たっても仕事をやりきる力があるか?チームで目標を達成する力があるか?も重要視されます。仕事はチームで行うものなのでその組織の中でどう努力するのかがポイントになってきます。これを証明するには過去のエピソードから拾い上げる事が効果的です。
熱意・やる気
仕事に対してどれだけ熱意を持ってやり遂げられるのかも面接官は気にするポイントです。志望動機と密接な関係があるこの項目。ここが不安定だと、本当に仕事を続けられるのか?学生気分が抜けていないのではないか?と見なされることもあります。就活生にはスキルよりも、志望動機、やる気などの将来性を重視する傾向にあります。希望する仕事をするために、こういう形で努力しているといったアピール方法が効果的と言えます。
新卒の場合の履歴書はこう書こう!
就職活動中の学生さんが一番気になるのが、履歴書の書き方でしょう。ここからは、具体的な履歴書の書き方を見ていきたいと思います。将来性をアピールしよう!社会人経験がない新卒採用の場合、多くの企業はスキルよりも将来性を感じるアピールを見ます。
例えば、志望動機や自己PRです。自分の適性や潜在能力、興味分野や行動性などに重点をおきましょう。ボランティアやこれまでの行動の中で応募職種とつながりがある場合は積極的にアピールしていきましょう!
面接の受け答えはハッキリと!
はじめての面接はとても緊張すると思います。心がけたいのは大きな声ではっきりと話すことです。声が小さかったり、聞き取りづらい声だと面接官に「自信がないのかな?」と疑われてしまうこともあります。特に自分の名前を名乗る時は、大きな声を意識しましょう。
質問にうまく答えられなかった時は?
面接をしていて面接官の質問の意図が分からず答えられないシチュエーションも出てくるかと思います。そんな時は沈黙するのではなく、もう一度質問してもらうように行動しましょう。黙ったままだと、面接官もどうしたらいいのか困惑してしまいます。新卒の場合は面接などで答えられない・慣れていないことを想定しています。万が一、答えに詰まってしまっても、そこから切り返すことに専念しましょう。
おわりに
新卒の場合の就職活動についてお伝えしました。
少しでもお役に立てたなら幸いです。
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